漢文の総まとめ・総復習
中学生で学習する漢文の総まとめ・総復習ページです。訓読の用語、返り点の読み方と付け方、書き下し文のルール、句法・故事成語の要点を一通り確認してから、下の確認問題10問で定着を確かめましょう。解答を選んで採点ボタンを押すと自動で採点します。無料のユーザー登録・ログインすると学習記録を保存できます。
1. 訓読の基本用語
- 白文:返り点も送り仮名もない、漢字だけの漢文
- 訓読文:白文に返り点と送り仮名を付けたもの
- 書き下し文:返り点・送り仮名に従って、漢字仮名交じりの文語文に直したもの
- 送り仮名:漢字の右下に片仮名で書く。返り点:漢字の左下に書く
- 置き字:而・於・于・焉・矣など、訓読では読まない字
- 再読文字:未・将・当など、一度目は副詞として、二度目は助動詞などとして二度読む字
用語の確認は漢文の基本用語(置き字・再読文字・訓読のきまり)で練習できます。
2. 返り点の読み方と付け方
- レ点:すぐ下の一字を先に読み、一字だけ上に返る
- 一・二点:二字以上を隔てて上に返る。読み終わりの字に「一」、返る先の字に「二」
- 上・中・下点:一・二点を付けた部分をさらにまたいで上に返るときに使う
- 置き字をまたいで返るときは一字返りにならないので、レ点ではなく一・二点になる
白文に自分で返り点を付ける練習は漢文の返り点の付け方(白文に付ける練習)へどうぞ。
3. 書き下し文のルール
- 助動詞・助詞にあたる字は平仮名に直す(不→ず、可→べし、也→なり、之→の)
- 置き字は書かない
- 再読文字は一度目を漢字のまま、二度目を平仮名で書く(未だ〜ず、将に〜んとす、当に〜べし)
- 歴史的仮名遣いで書く(思ふ、言はず)
文字のタイルを並べて書き下し文を組み立てる練習は漢文の書き下し文(並び替え)へどうぞ。
4. 句法と故事成語
- 打消:不・非・無(〜ず、〜にあらず、〜なし)。禁止:勿(〜なかれ)
- 使役:使・令(〜しむ)。受身:見・被(〜る・〜らる)
- 疑問・反語:何・安・豈(〜か、〜んや)
- 故事成語:矛盾・蛇足・漁夫の利・五十歩百歩・推敲・四面楚歌・温故知新 など。意味と由来をセットで覚える
句法と故事成語の問題は漢文の句法・故事成語で練習できます。
確認問題
読む順序・返り点の付け方・書き下し文・用語・故事成語から10問を出題します。定期テストや高校入試前の最終確認にご活用ください。