二等辺三角形・平行四辺形の証明
二等辺三角形と平行四辺形の証明のポイント
この単元の証明は、三角形の合同に「図形の性質」と「図形になる条件」が加わります。性質は根拠として使い、条件は結論を導くときに使うと整理しておくと迷いません。
- 二等辺三角形の性質:底角は等しい/頂角の二等分線は底辺を垂直に2等分する
- 二等辺三角形になる条件:2つの角が等しい三角形は二等辺三角形である
- 平行四辺形の性質:対辺は平行で等しい/対角は等しい/対角線はそれぞれの中点で交わる
- 平行四辺形になる条件(5つ):2組の対辺がそれぞれ平行/2組の対辺がそれぞれ等しい/2組の対角がそれぞれ等しい/対角線がそれぞれの中点で交わる/1組の対辺が平行でその長さが等しい
「〜は二等辺三角形である」「〜は平行四辺形である」と結論づける問題では、最後の行でどの条件を使ったかを必ず書きます。合同を経由して辺や角が等しいことを示してから条件につなぐ問題も多く出ます。
例題
平行四辺形 ABCD で、∠A の二等分線が辺 BC と交わる点を E とする。△ABE は二等辺三角形であることを証明しなさい。
〔証明〕△ABE において、仮定より ∠BAE = ∠DAE ……①。AD ∥ BC で、平行線の錯角は等しいから ∠DAE = ∠BEA ……②。①、②より ∠BAE = ∠BEA。2つの角が等しい三角形は二等辺三角形であるから、△ABE は BA = BE の二等辺三角形である。
下の問題は、証明の空欄をうめる形式です。合同条件だけで解く証明は三角形の合同の証明・直角三角形の合同の証明で練習できます。