相似の証明
相似の証明の書き方
相似の証明は、合同の証明と同じ型で書けます。違いは、使う条件が三角形の相似条件になることと、辺の長さではなく辺の比を比べることです。
- 3組の辺の比がすべて等しい
- 2組の辺の比とその間の角がそれぞれ等しい
- 2組の角がそれぞれ等しい(証明問題ではこれが圧倒的に多い)
角を見つけるコツ:共通な角(同じ頂点を共有する)、平行線の同位角・錯角、対頂角、直角(垂線)。辺の比を使うときは、3 : 6 = 1 : 2 のように最も簡単な整数の比に直してから等しいことを確かめます。対応する頂点の順に書く(△ADE ∽ △ACB なら A↔A、D↔C、E↔B)ことも採点の要点です。
例題
△ABC で、辺 AB、AC 上の点 D、E について DE ∥ BC のとき、△ADE ∽ △ABC であることを証明しなさい。
〔証明〕△ADE と △ABC において、DE ∥ BC で、平行線の同位角は等しいから ∠ADE = ∠ABC ……①。共通な角だから ∠DAE = ∠BAC ……②。①、②より、2組の角がそれぞれ等しいから、△ADE ∽ △ABC
下の問題は、証明の空欄をうめる形式です。円周角を使う相似の証明は円周角の定理を使う証明へ。合同の証明の復習は三角形の合同の証明でどうぞ。